2023-01-01から1年間の記事一覧
アメリカはオレゴン州のクラフトジン。通販サイトの紹介(要約)は、「オレゴン州の高原砂漠(デザート)に自生するジュニパーベリーを手摘み収穫して使用しているのが最大の特徴。ベーススピリッツの穀物材料やボタニカルも地元産。 湧き水も…、地元の自然…
エシカル スピリッツ株式会社と千代むすび酒造のコラボ、これまでもいくつか紹介してきた(下記)。が、エシカルのHPを見るたびに新製品が産まれている。今回は京都のトウガラシ、と言っても京野菜ではない。 「新京野菜」と位置づける「京の黄真珠」、ハバ…
球磨焼酎がベーススピリッツで、ボタニカルはジュニパーベリーのみ…というシンプルなクラフトジン(ラベルにもSINGLE BOTANICAL GIN とある)。だが、飲んでみると結構強烈な「薬草感」。でもクセになる一品。 球磨焼酎は米スピリッツなので、この組み合わせ…
一見ケバいラベル、ですが、良~く見ると可愛らしさや工夫も見られる。岐阜県「中津川蒸留所」の造りで、カモミール(和名:カミツレ)をボタニカルとしたジン。ラベルにも白い花の群れが描かれている。 この蒸留所では、このほかにも多くのジンを提供してい…
コロナが猛威をふるっていた当時、飲食店は閑散とし、飲まれない酒類の行き場がない・・・といった飲み助にとっては実に淋しいニュースが溢れていた。特に消費期限が短いビールは廃棄せざるを得ない。 そのビールを【消費期限のない】ジンに造り替える企画は沢…
デンマーク産。alc.47.2%なので、ストレートはちょっとキツいのですが、苦みがやや強めながら、ほんのりした甘味もあり、シンプルに美味しい。通販の説明は「使用ボタニカルは3つのみ! 多数の受賞歴を持つ洗練された味わい」とだけ。 その3つは「ジュニパ…
直近ブログで「セカンド エディション(以下、2nd.)を紹介した。今回のファーストエディション(1st.)は、2021年クラウドファディングで立ち上げ、想定の2倍以上の支援があった。コンセプトは2nd.と同じく、「廃棄されてしまう壱岐産の野菜や果実を救うジ…
クラフトジンの楽しみは、作り手の想い(ネットなどで解説)を見聞きしながら味わうことかもしれない。昨今の日本のジンの多様性はそれぞれの土地の自然、歴史、立ち位置、地元ボタニカルの調達など、「詰まって」います。 このジンも「壱岐」が濃縮されてい…
人参を粋ジンに漬けてました。写真にあるような「変な人参」も採れましたが、漬けたのはちゃんとしたもの。人参とジンの量をメモした紙は・・・たぶん犬に食べられた。証拠は残されていないが、何か申し訳なさそうな顔をしている。 室温で1日、あまり色が出て…
ベルギーのジン、ストレートで飲んでみました。濃厚なフローラル感、薄めないとちょっときついかな。炭酸で割ると、花屋の売り場にいるような雰囲気。シトラス感はあるものの、苦みとかスパイシーさは薄い。 ジュニパーベリー以外のボタニカルは、ローズマリ…
直近で赤シソを使ったクラフトジン「TAN TAKA TAN GIN(鍛高譚ジン)」を紹介した。その原点となる「しそ焼酎 鍛高譚(たんたかたん)」、今回の紹介は1.8リットル紙パック1500円位、alc.20%。 「たんたかたんシリーズ」には、① この焼酎、② 赤鍛高譚(シソ…
直近ブログでシソの【づけジン】やら、トニックウオーターによる色の変化を紹介した。今回は「シソ」を使ったちゃんとしたクラフトジン。オエノングループの中核となっている合同酒精が提供する「鍛高譚(たんたかたん)」シリーズのジン。北海道白糠町 ジン…
前ブログで「赤シソ」を漬けたのですが、結果的に「濁ったチョコレート色」(写真の左側)でした。そこで、トニックウオーターを等量加えてみたところ、綺麗な赤色に変身!(右側)。写真で見るよりも劇的で綺麗です!!。 クラフトジンには、トニックウオー…
いつかは漬けようと思っていた「シソ」をやっと漬けました。「赤じそ」と「青じそ」。シソの葉5gに「粋ジン150ml」。自家菜園の(自生えの)シソなので、結構野性的で固めの葉。切り刻んで入れました。 室温で1日置き、葉を除いたのが2枚目の写真。青じ…
廉価版のロンドンドライジン、このタイプは「ブログに載せる情報がない」・・・ことが多い。このジンの通販説明も「名門ベリーブラザーズ&ラッド社が作るお手頃で高品質なジン」・・・との1行だけ。 海外サイトとか調べれば良いのだけれど、飲んでからのアクセス…
鹿児島県知覧「佐多(佐夛)宗二商店」のジン、これまでもいくつか紹介してきた(下記)。「AKABANE(赤屋根)」シリーズなど、焼酎の醸造技術を生かしたシンプルで味わい深いクラフトジンを提供している。 今回の「ディープ スパイス ジン」も飲む前から期…
通販の説明は「麦100%、14種類の原料(ボタニカル?)のアロマとフレーバーを十分に得るために、蒸留器具はカーターヘッドを使用し蒸気をメッシュバスケットを通し、ステンレスタンクで3ヶ月貯蔵」・・・としかない。 「キャットスキル」、ニューヨーク州から…
イタリアンパセリ20gを「ドーバージン」200mlに漬け、冷蔵庫で約1日。抽出されて緑色になるかと思ったが、ほとんど透明。ただ、エキスは染み浸み出ている。香りも味も。しかも、絶妙の風味、ボタニカルに使って欲しい。 「イタリアンパセリ」、セロリを小さ…
綺麗な青いボトル(中身は透明です)。アメリカはペンシルヴァニア州、フィラデルフィアのジン。5回の蒸留で造られたピュアなベーススピリッツ、アメリカで唯一のドライジンと称している。 フィラデルフィア、アメリカ独立宣言の地。このジンのコンセプトは…
新潟県南魚沼「ろくもじ株式会社」のクラフトジン。現在までに「#01」、「2022 Special Edition」、「Green Planet」が発売されている。販売店が限られており、確認したところでは完売状態だ。生産数も少ないが、人気も高い。 「#01」は2020年に販売が開始…
先に、海外大手のジンは情報が無い・・・と嘆いたが、日本のクラフトジンはあまりにも情報が多く(下記など)、リンク先を紹介したら書くことが無くなってしまう。しかし、溢れる情報を要約するというのも・・・・必要か。 金沢のALEMBIC大野蒸留所、2022年から製造…
ゴードンのフレーバージン。海外大手の派生商品、往々にして情報が無い。ゴードンの公式HPでも「ジュニパーのノートとゴードンのさわやかな味と最高級のシチリアレモンのバランスをとるように完璧に作られています」・・・とだけ。 「レモン」の原産地はヒマラ…
愛媛県新居浜市「近藤酒造」、明治11年創業の清酒メーカーが造ったクラフトジン。このジンの主役は愛媛のブランド温州「真穴(まあな)みかん」。農林水産大臣賞や天皇賞にも輝いている。皮が薄く、濃厚な味わいとか。 その「真穴みかん」の果実、皮、花、新…
2015年、南アフリカ ケープタウンに設立された小さな蒸留所(Pienaar&Son)で造られたクラフトジン。評価は高く、ボトルには受賞を記念したラベルが重なる様に貼られている。上品なボトルの装い、もったいないが、決断して開封する。 「南アフリカ共和国」…
青森と言えばりんご、りんごと言えば青森。その青森のホワイトアップルブランデー「ラブヴァドス」。りんごを酒にする試みや産業は古くから見られるが、最近はシードルが幅広い展開を見せている(ここ見て:シールドの森)。 世界自然遺産、ブナの森、白神か…
オレンジをボタニカルとした「タンカレー ジン」。ただ、このジンに使用されているオレンジはあのオレンジではない。ジンの名前に由来する「セビリアオレンジ」は「ビターオレンジ」に区分され、生食には向かない。 スペインのセビリア地方で生産され、多く…
見た目、スペインっぽい風ぼう・・・ですが、横浜のジンです(現在のラベルはカラフル)。横浜を世界のクラフトビアシティにすることを目指す「横浜ベイブリューイング」社が、横浜日ノ出町に「横浜ジン蒸溜所」をオープンさせた(2021/12)。 当蒸溜所製のクラ…
東京クラフトリキュール合同会社、板橋区にあるリキュールメーカー。小規模生産の強みを活かし、国産の果実やハーブを取り込み、多様なプロフェッショナル向けのリキュールを製造している。 その中に、Tom Gin(トム・ジン)のシリーズがあり、ホームページ…
前回に続き、ジェネヴァタイプのジン。陶器、しかも高級感のあるややくすんだ黒。栓は封印され、オランダ色のリボンが粋な演出を見せる。1000mlの重さと「この」気品、開ける決断が必要、その前に・・・若干の情報検索。 ネットでの紹介は「高価な初期のジュネ…
ジンの種類、数年前までは ①(ロンドン)ドライジン、②ジェネバ、③シュタインへーガー、④オールドトム、これに、⑤スロージンを加えることもある・・・と言うのが通例でした・・・が、クラフトジンの台頭で様変わり。 オランダのジェネヴァ、ジンの元祖とも言えるジ…