ジンを楽しみ ジンで遊ぶ

ジン(酒)そのものを味わっています。国内外のジンを紹介するとともにジンで色々遊んでいます。

「シトラム ジン」 妄想しながら飲みましょう

  南フランス、プロヴァンス地方にある「ディスティルリ エ ドメーヌ ド プロヴァンス」社、「アブサン55」で著名らしい。価格的にはありがたい設定のジンだ。いかにも南欧のデザイン、名前からして柑橘系のジンでしょう。

  ボタニカルはシナモン、カルダモン、ピンクペッパーとあり、その後、シトラス、オリエンタルスパイスをプラスしているとある。蒸留後に添加しているのか。本来のジンの姿では無いのだろうが、クラフトジンでは良く見かける手法だ。

 グラスに注ぐ。やや緑色の爽やかな印象。ただ、着色料として「黄色4号」「青色1号」の表記がある。飲んで見ても、人工的な香りは結構気になる。この価格帯なので、致し方無いのかもしれないが、個人的にはちょっとキツい。

 それでも、ポッカレモンを多めに添加し、氷と炭酸で仕上げると、なんか都会的な雰囲気になる。香料が生きてくる?、高層ビルのラウンジだったら違った世界が見えてくるかも。妄想しながらボトルを空けました。