2019-03-01から1ヶ月間の記事一覧
スタンダードジンと呼ばれるビーフォーターには「ビーフィーター24」、ボンベイサファイアには「スター・オブ・ボンベイ」というプレミアム版がある。そして、タンカレーのプレミアム版が「タンカレー ナンバーテン」である。 外観から見ると、ビーフィー…
内臓が入ったままのイカをそのまま干した「丸干しイカ」、酒の肴として逸品の一品と言って良い。小ぶりのイカを使うことが多く、数年前まで様様な製品があった。しかし、昨今のイカ不足・価格高騰で定番がネットから消えていく。 ビーフィーター100mlに、丸…
ブードルスの誕生は1845年と古く、ビーフィーターやギルビーなどと同じ「スタンダードジン」として扱われている。しかし、私の中ではクラフトジンのイメージ。近年、日本再登場と言うこともあるけれど、作り方や味のこだわりがクラフト的。 古いところから。…
ブランネリでは小麦のスピリッツをベースに、ドライジン(スタンダード)、オークジン、ピンクジンという、結構違いの大きい3種類のジンを出している。このなかから、なぜピンクを選んだのか?、購入した日が、ちょうど誕生日だったから。 クラフトジンは、…
まさかと思ってネットしてみたら、日本酒とジンを使ったカクテルが結構あった。「サケティーニ」は日本酒1にジン3で作る和製マティーニ(駄洒落か!)。日本酒のカクテルはちょっとした流行らしい(→このブログ)。 愛飲の日本酒は「如空(じょくう)」の…
ツッコミどころ、まずラベルの真ん中に鎮座するトレードマーク。ゴードン家の紋章のイノシシ、その由来は、他のブログ(ここ)に譲るとして、確かに牙があるからイノシシか?。龍にも見える。GORDON→DORAGON(ドラゴン)。 次は、製造がタンカレー・ゴードン…
様様なお酒の、結構専門的な情報を、とにかく「分かりやすく丁寧に」紹介している。その中で、一番記事が多いのがジン(現時点で100近く)。ジンとはなんぞや?、おすすめのジン、最新の銘柄情報まで、知りたい時に、そして暇な時に眺めるだけでも楽しい。 …
NO.3は、ワイン商として有名なBBR社が300年間オフィスを構えてきたセント・ジェームス・ストリート3番地(ロンドン)に由来する。セント・ジェームスは「聖ヤコブ」のこと、歴史ある数多くの名店が軒を連ねている。銀座の三越はNo.4(4丁目)。 ただ、NO.3…
最近のクラフトジンブームに乗って出された入門書。紹介した個個のジンについて、テイスティングメモやボタニカルの種類を図解で示したり、そのジンの特徴をわかりやすく説明している。ジンに興味のある方は是非手にとって見て頂きたい。 ジンの楽しさは、個…
サントリーのジンであるのだから、ネットを見れば様様な情報を拾えると高をくくっていた・・・が、通販サイトばかり。サントリーの商品説明も数行だし、素性なども???。同じサントリーのアイスジンの方がまだ詳しい。 それでも何とかたどり着いたのが「ヘ…
「モンキー 47 ジン」の記事(こちら)の中で、外観や中味の設定、ストーリー展開、トップクラスの味など、非常に興味深い一品であることを紹介した。このジンで、もう一つ紹介したいのがホームページ https://monkey47.com// である。 新聞をあしらった作り…
大手酒類4社と言われる中で、日本製クラフトジンと称して販売しているのは、今(2019.3)の所、ニッカの「カフェジン」とサントリーの「六」である。竹鶴、鳥井両氏を原点とする優れた施設と技術(伝統、人)の賜と言える。 桜の花、桜の葉、煎茶、玉露、山…
緑の葉がアロマティカス(プレクトランサス属)、触っただけで爽やかな香りが漂う。分厚い葉に柔らかな毛が密生し、触感も気持ち良い。ハーブ茶などとして人気があるという。ミントの香りは防虫効果がある(虫に食べられないようにしている)。 完璧な失敗で…
外観、中味、ストーリー、インパクトの塊だ。コルク栓のクラシックな試薬瓶、古切手のような色あせたラベル、実に妖しい雰囲気だ。理科室の棚に並んでいても見逃してしまう。しかも、お猿さん。まずは外観で引きつけられる。 ドイツのジンと言えば、シュタイ…
ラベルの真ん中にビクトリア女王の肖像。ボンベイと言えばインドの都市、今の首都ムンバイである。インドは1800年代半ばからイギリス統治下に置かれ、紆余曲折、苦難の末に独立を得たのは1947年であった。 当時のインドでは、マラリア予防のためのキニーネを…
朔は、新月と同義であり、陰暦では月の初日は朔となる。「八朔」は旧暦8月1日(現在の9月初め頃)。この頃から食べられると明治19年に命名されたと言うが、現在の収穫時期は12月頃からで、1か月ほど熟成させてから出荷される。真逆だ! 八朔は独特の苦み…
カフェはCafeではなく、Coffeyで、このジンがカフェ式連続式蒸溜機で作成されたことによる。1800年代前半に連続式蒸留機が発明され、ジンやウイスキーの大量生産が可能となった。この初期の蒸留機の特許を取ったのがイーニアス・カフェ。 マッサン(竹鶴政孝…
ラベルにNIKKAとあるが、アサヒビールのHPに掲載されており、ニッカのHPには無い。ウィルキンソンは炭酸で著名であるが、このジンは元々ウィルキンソンではない。ウィルキンソンの炭酸は日本生まれ、ジンはイギリス生まれである。 アサヒがウィルキンソ…
植物の名前がついたジン、2009年、ハマー&サン社(オランダ)のオーナーがゼラニウム(ジェラニウム)をメインボタニカルとして作り出したGIN。どんな風味なのか?、あのゼラニウムの臭いがするのか?、興味津々・・・封を切る。 結論から言うと、想像して…
柑橘類「じゃばら」は、柚子などとの自然交配種、原産地の和歌山県北山村では特産品として村を支えている。この北山村、和歌山県のどの市町村とも接していない。なぜでしょう?(島でもありません)。最近は花粉症に効くと注目されている。 強い酸味と苦みが…
ギルビーは37.5%(赤ラベル)と47.5%(緑ラベル)がある、きつねどん兵衛か。正直言って、緑にしておけば良かった。赤、ストレートではなんか物足りない。割って飲めば同じと言うものでもない。赤いきつねに騙された?。 それでもギルビーは人気があり、赤の…
店の片隅で「ビーフィーターはね、ビーフ イーターで、牛肉を食べる人なんですよ。ラベルにもある近衛兵は、国王のパーティーで残った牛肉を貰える特権があったのでビーフィーターとも言われたんですね。 これをキャラクターにした・・」とちょっと周りにも聞…
製法やレシピは門外不出、世界で6人だけが知っている」。本にも、ネット販売の商品説明にも、ブログにも判で押したように書いてある。一子相伝でもない「6人」、この文章自体がミステリアスである。6人もいれば漏れるだろう。 門外不出と言いながら、製法…
「ボルス ジェネバ」の項(こちら)で、これは焼酎、しかも芋とも書いた。と、言うことであれば「お湯割り」にせざるをえない。と、言ってもジンなので・・・と思っていたが、お湯で割っても(私の感覚は)ほぼ焼酎。しかも本格的に美味しい。 どこのブログ…
現在主流となっている(ロンドン)ドライジンの原型となっているのが、オランダの「ジュニエーブル(イェネーフル)」である。これを1689年にイギリス国王となったウイリアムⅢ世が持参?し、改良されたのがドライジンだとか。 ジンの起源は、オランダ発祥の…
隔月発行のウイスキーの専門誌にジン特集が掲載された。ウイスキー屋にとっては格下?のジン、ですが、自由発想の中、潮流はジン。同じ蒸留機で作るという共通項から取り上げざるを得なくなったか。感謝ですね。面白いですよ。 日本を含む127銘柄の紹介は、…
タンカレーから脱却しよう(マスターなんか無い?)とした私に、勧めてくれたのがこれ。ただ、いつも酔っぱらっているので(何回か繰り返したかも)、次に行った時に名前を思い出せない。あのジュニパーが多くて、どっしりとした瓶。 このジンの売りは、樽貯…
久しぶりの東京八重洲地下街、煎餅屋「喜八堂」に寄り、更に奥奥の「リカーズハセガワ本店」を目指す。ウイスキーなどの輸入洋酒が天井近くまでびっしりと並んでいる。100~150円で試飲もできる。さすが東京、ジンマ聖地のひとつ。 特設されていたのがキュロ…
日本初、ジン専門の京都蒸溜所がつくるクラフトジン。メーカーのHPは綺麗で説明も丁寧、サポーターのブログ、酒屋のコメントも事細かに書かれている。呑む前から期待は大きくふくらむ。詳しくはそちらを。 日本のクラフトジンは、大手や中堅メーカー、さら…