ジンを楽しみ ジンで遊ぶ

ジン(酒)そのものを味わっています。国内外のジンを紹介するとともにジンで色々遊んでいます。

日本のジン

「まさひろオキナワジン レシピ02」 2代目が難しい

沖縄の「まさひろ酒造」、明治16年創業・・・・・、ですので約140年の老舗。これまでの経緯は「ワープ」しますが、そんな酒造が造ったクラフトジン、今までも何点か紹介してきましたが、いずれも沖縄らしさを表現する一品でした。 今回の「レシピ02」、2020年発売…

「JAPANESE CRAFT GIN 熊野(熊野 ジン)」 古道・・・鼓動

「紀州熊野蒸溜所(きしゅうくまのじょうりうしょ)」この響きだけでもジンと来るのに、alc.53%でポイント倍増、ジンジンです。和歌山県らしいクラフトジンがコンセプト、ボタニカルは基本「和歌山県産」。 南高梅、柚子、温州みかん、すだち、ぶどう山椒、…

「タテヤマ フルーツジン」 垂涎(すいぜん)

千葉鴨川の「潮騒市場」、ジンが並んでいる(2枚目の写真)。もちろん躊躇なく購入(100ml 1430円)。製造は「タテヤマブルーイング株式会社」、館山のハブ(拠点)を目指し2021年に完成した施設「TAIL (テール)」の蒸留所で製造されている。詳しくはHPを…

「AIRA ORIGIN(アイラオリジン)クラフトジン」 ジョニー ウオーカーを目指す?

メインのボタニカルは「辺塚だいだい」、「ヘッカ」でなく「ヘツカ」。これまでのブログ写真でも見て頂けるように、私は蘭にも興味があるのですが、国内に自生地がある「ヘツカラン」も栽培しています。 その「辺塚」がジンにも取り入れられていることに、ち…

「多良川 MIYAKO GIN(ミヤコジン)」 幸せな一日になりました

沖縄県宮古島の「多良川」、老舗の泡盛酒造メーカーで、芳醇な薫りとコクのある商品を開発してきた。その醸造所が造った「クラフトジン」。原材料は、泡盛、ジェニパーベリー、カルダモン、シナモン、レモンピール、黒コショウ、粉黒糖。 泡盛は定番の「多良…

「スティルダムジン 2nd Anniversary 松葉&ストロングジュニパー」 三大松原、知っている?

佐賀:楠乃花(くすのはな)蒸溜所の「スティルダム ジン」、このジンの特長は本格純米焼酎をベーススピリッツとして使用していること。詳細については、下記(スタンダード)の記事を見ていただきたい(造りの基本が違う)。 今回は蒸溜所開設2周年の記念…

「アンバースデイ 指宿ドライジン」 日常のありがたさ

「アンバースデイUn-birthday」→ ルイス・キャロルの「鏡の国のアリス」やディズニーの「ふしぎの国のアリス」に登場する造語で、誕生日以外の364日の「なんでもない日」のことらしい。まあ、「日常」と言うことでしょうか。 価格も比較的リーズナブル(700m…

「OGIGIN 想 オリジナル」 羊羹がボタニカル?!?

佐賀県は「小城蒸留所」発。会社名は「小城観光まちづくり株式会社」となっている(詳しくは下記)。西日本では「老舗の焼酎メーカーがあって、そこでジンを作りました…」のパターンが多いが、この会社のHPにはジンしか無い。 「小柳酒造」の蔵を改造?、成…

「HIBAGIN(ヒバジン)」 いよいよ青森?もどかしい

この数年、全国に展開したクラフトジン。この北日本にも押し寄せ、これまでにもいくつか紹介してきた(下記)。ですが、青森は音沙汰が無い。焼酎の製造拠点がある所はクラフトジンに取っ掛かりやすいけれど、青森には多くない。 そんな中で、青森のヒバを使…

「オフトレイル アゼオトロープ モルトジン 」 飲~める物理化学賞

山梨県のビールメーカー「Far Yeast Brewing(ファーイースト ブリューイング)株式会社」。多くの個性的なビールを提供していて、「オフトレイル(未舗装の道路)」は開拓精神に長けたビール類のブランド名。そこが製造するクラフトジン。 余剰のビールを蒸…

「NAKATSU GIN( ドライ ジン )」 ドライフルーツジン

このユニークなラベル、中津ジンについては、ちょっと前に「カモミール」を紹介した(下記)。そこでも書いたが、13種類ものジンを揃え、それぞれにそれぞれのラベルが貼られている。この「ドライジン」のラベルも実にユニーク。 一般的に、最初にオーソドッ…

「京都ペッパー ÉTHIQUE」 辛みと絡み

エシカル スピリッツ株式会社と千代むすび酒造のコラボ、これまでもいくつか紹介してきた(下記)。が、エシカルのHPを見るたびに新製品が産まれている。今回は京都のトウガラシ、と言っても京野菜ではない。 「新京野菜」と位置づける「京の黄真珠」、ハバ…

「T's SPIRITS 5TH ANNIVERSARY GIN」 くまモン教えて!

球磨焼酎がベーススピリッツで、ボタニカルはジュニパーベリーのみ…というシンプルなクラフトジン(ラベルにもSINGLE BOTANICAL GIN とある)。だが、飲んでみると結構強烈な「薬草感」。でもクセになる一品。 球磨焼酎は米スピリッツなので、この組み合わせ…

「NAKATSU GIN( カモミール )」 何を見たの?

一見ケバいラベル、ですが、良~く見ると可愛らしさや工夫も見られる。岐阜県「中津川蒸留所」の造りで、カモミール(和名:カミツレ)をボタニカルとしたジン。ラベルにも白い花の群れが描かれている。 この蒸留所では、このほかにも多くのジンを提供してい…

「セーブビアスピリッツ2020 CRAFT GIN」 コロナ遺産

コロナが猛威をふるっていた当時、飲食店は閑散とし、飲まれない酒類の行き場がない・・・といった飲み助にとっては実に淋しいニュースが溢れていた。特に消費期限が短いビールは廃棄せざるを得ない。 そのビールを【消費期限のない】ジンに造り替える企画は沢…

「クラフトジン イキ(壱岐) 神楽 ファース エディション」 壱岐抜きに壱岐たい壱岐

直近ブログで「セカンド エディション(以下、2nd.)を紹介した。今回のファーストエディション(1st.)は、2021年クラウドファディングで立ち上げ、想定の2倍以上の支援があった。コンセプトは2nd.と同じく、「廃棄されてしまう壱岐産の野菜や果実を救うジ…

「クラフトジン イキ(壱岐) 神楽 セカンド エディション」 神の域です、紙も

クラフトジンの楽しみは、作り手の想い(ネットなどで解説)を見聞きしながら味わうことかもしれない。昨今の日本のジンの多様性はそれぞれの土地の自然、歴史、立ち位置、地元ボタニカルの調達など、「詰まって」います。 このジンも「壱岐」が濃縮されてい…

「TAN TAKA TAN GIN(鍛高譚ジン)」 肴はカレイの煮付け

直近ブログでシソの【づけジン】やら、トニックウオーターによる色の変化を紹介した。今回は「シソ」を使ったちゃんとしたクラフトジン。オエノングループの中核となっている合同酒精が提供する「鍛高譚(たんたかたん)」シリーズのジン。北海道白糠町 ジン…

「ディープ スパイス ジン」 梅雨が明けたら、梅ですよ!

鹿児島県知覧「佐多(佐夛)宗二商店」のジン、これまでもいくつか紹介してきた(下記)。「AKABANE(赤屋根)」シリーズなど、焼酎の醸造技術を生かしたシンプルで味わい深いクラフトジンを提供している。 今回の「ディープ スパイス ジン」も飲む前から期…

「ROKUMOJI(ろくもじ) #01」 森林浴(しんりんよく:六文字です)

新潟県南魚沼「ろくもじ株式会社」のクラフトジン。現在までに「#01」、「2022 Special Edition」、「Green Planet」が発売されている。販売店が限られており、確認したところでは完売状態だ。生産数も少ないが、人気も高い。 「#01」は2020年に販売が開始…

「アレンビック ドライ・ジン ハチバン」 加賀金沢の贅沢

先に、海外大手のジンは情報が無い・・・と嘆いたが、日本のクラフトジンはあまりにも情報が多く(下記など)、リンク先を紹介したら書くことが無くなってしまう。しかし、溢れる情報を要約するというのも・・・・必要か。 金沢のALEMBIC大野蒸留所、2022年から製造…

「八八(パチパチ) ジン」 農作業の音 瀬戸内海に響きます

愛媛県新居浜市「近藤酒造」、明治11年創業の清酒メーカーが造ったクラフトジン。このジンの主役は愛媛のブランド温州「真穴(まあな)みかん」。農林水産大臣賞や天皇賞にも輝いている。皮が薄く、濃厚な味わいとか。 その「真穴みかん」の果実、皮、花、新…

「ブロンコ20」 横浜のあばれる君

見た目、スペインっぽい風ぼう・・・ですが、横浜のジンです(現在のラベルはカラフル)。横浜を世界のクラフトビアシティにすることを目指す「横浜ベイブリューイング」社が、横浜日ノ出町に「横浜ジン蒸溜所」をオープンさせた(2021/12)。 当蒸溜所製のクラ…

「長崎出島ジン デンノシン」 日本初のジン?を再現?妄想復刻 

長崎の出島に上陸した飲み助のオランダ人、母国のジンが懐かしかったのだろうか?。1812年、オランダ商館長ドゥーフのため長崎奉行所 茂(しげ)伝之進(デンノシン)が見様見真似(みようみまね)で造ったとか。そのジンを見様見真似で再現したクラフトジン…

「Secom ミントクラフトジン」 難読漢字:薄荷

北海道のほぼ全域をカバーするコンビニ「セイコーマート」が提供するクラフトジン。オホーツク海に近い滝川町の和ハッカ農家が、「地域を応援してくれる会社に自分たちの大事な原料を使ってほしい」とセイコーマートへ相談したのがきっかけとか。 滝上町の和…

「神楽南蛮クラフトジン湯沢・越後」 ジンジンきます

商品名に「クラフトジン」とあるものの、湯沢・越後ともスピリッツで無くリキュール。湯沢の原材料にはジュニパーベリーとあるが、越後には記載が無い。本人がジンと言うのだから、ジンにします(いい加減なブログですし)。 新潟の伝統野菜「神楽(かぐら)…

「道後ジン」 今年の夏はこれ!、満足させます。

「道後ジン」:検索すると「道後ジン 六媛(ろくひめ)」がヒットしてしまう。同じ愛媛県水口酒造のクラフトジン。「六媛」は麦焼酎をベースにぶどう「ピオーネ」、いちご「紅い雫」などをボタニカルとして使用している(下記)。 今回の「道後ジン」、酒粕…

「BEAR'S BOOK(ベアーズブック)ジン」 こっちの「クマもん」も頑張れ!

遊び心満載、熊本「高橋酒造」のクラフトジン。高橋酒造 は球磨焼酎(米焼酎)の「白岳」や「しろ」を販売するトップクラスの醸造元。しかし、このジンのベーススピリッツは焼酎系ではない。 4年間の試行錯誤の結果、焼酎を捨てた。ニュートラルスピリッツ…

「南部美人 クラフトジン」 東北人(ジン)にかぶれました!

「南部美人」、120年の歴史を持つ岩手県二戸市の老舗酒造メーカー。HPを見させて頂いた。日本酒のラインナップも含めてシンプルだけれども、画像も含めてセンスが良い。「南部藩」:岩手県北部を中心に、青森県や秋田県の一部を支配した南部氏に由来する。 …

「& SOBA GIN(蕎麦 ジン)」 &&&&&&&&&&&&

長野県南佐久郡「黒澤酒造」のクラフトジン。黒澤酒造については、以前に「黒澤白樺ジン」を紹介した(下記)。SOBA GINは米ベースのスピリッツに、ボタニカルとして長野県のそば茶、ミョウガ、杉の葉などが使われている。 自社で採取した白樺の樹液も添加し…