ジンを楽しみ ジンで遊ぶ

ジン(酒)そのものを味わっています。国内外のジンを紹介するとともにジンで色々遊んでいます。

「ヨーテボリ オールド ファッションド ジン」 面白うまい、飲んでみて!、落ちるよ!

f:id:cymagin:20211125184708j:plain  ヨーテボリ、スウェーデンの西岸に位置し、北海に面した人口52万人の港湾都市。Göteborgヨーテボリと読む。スウェーデン語」は、デンマーク語やノルウェー語と通じ合うらしいが、深い歴史的な経緯があるしく、ここで軽率に語る代物ではない。

 そのヨーテボリに位置する蒸留所のスモールバッチジン、ウイスキーの醸造技術に裏付けされた本格派のジン。発売当初、ミシュランの星つきレストランでしか提供されなかったらしい。それだけ上質のジン、初冬に合いそうな「北欧」のジン。期待して飲みましょう。

  「北欧」のジン、土臭い素朴な風味を想像していたが、レモン系の柑橘が香る爽やかな味わい。ただ、イタリアやスペインの様な明るさでは無く、落ち着いた仕上がり。爽やかさの裏に、どっしりとした寒冷の大地を感じさせてくれる。スカンジナビア!。

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  小麦ベースの軽やかなベーススピリッツ、洋梨的な甘さ、スパイシーな刺激、ストレート(常温)でも相当に美味しいが、バーテンダーがどの様に活かすのか、そんな面白さも。これまでに経験していない「面白うまい」クラフトジン。

 一度飲んで欲しいジン、飲んでもらいたいジン、プレゼントしたくなるジン。ヨーテボリ、「酔うて堀り」。落語に「置いてけ堀」という奇談がある。