ジンを楽しみ ジンで遊ぶ

ジン(酒)そのものを味わっています。国内外のジンを紹介するとともにジンで色々遊んでいます。

「BCN ジン」 ブランデーと東洋が混ジン

 私の写真技術では無理。前面の上から見ると、裏ラベル内側の「青い砕けた氷」様の図柄がとっても綺麗に見える。HP(https://www.bcngin.com/en/)の写真でちょっと垣間見えるのでその美しさを見て欲しい。いかにもスペイン!。BCNはバルセロナ。

  ベーススピリッツの材料はワイン産地プリオラートのぶどう、つまりブランデー。ジュニパー以外のボタニカルは、ローズマリー、フェンネル、松の芽、フィグ(イチジク)やレモンピールなど。この組み合わせも独特で、想像ができない。

 ぎっちり固められたネックカバーを切り取り、グラスに注ぐ。香りで混乱、飲んでみる。ベーシックなロンドンジン系では無いし、クラフトジンとしても異彩を放つ。ガツンです。薬酒系ブランデーと表現します。ブランデーの芳香と甘味に「漢方の様な東洋」が混然するのです。

 説明に「テロワール溢れる魅力」とあったが、テロワールがわからない。「ワイン、コーヒー、茶などの品種における、生育地の地理、地勢、気候による特徴を指す語である」とか。同じ品種でも地域によって風味が変わると言うことでしょうか。

 とにかくビックリするジンでした。でも、クセになる美味しさですよ~。