まず、このラベルの図柄に驚かされる。仙人?。結構世俗的なお方にも見える。私のお仲間(酔っ払い)?。
蔵元の(静岡)沼津蒸留所の説明によると、「囲碁を打っていたみかんの仙人とそれを見つけたみかん山の持ち主の昔話で、そこから怠け者(レイジー)仙人(マスター)と名づけられた」とか。説明は意味不明、クレイジーです。
2020年より製造が始まった「レイジーマスター」シリーズ、7種類がラインナップされている(→ここ)。今回紹介するのはファーストリリースの「Silky Citrus」。図柄は沼津市出身のアーティストNino Japan(Ninomiya Yasunori)による描き下ろしとか。
西浦みかん、へだたちばな、クロモジ、山椒などをメインに8種類のボタニカルを使用。へだたちばな(戸田たちばな)、古事記にも登場する日本固有の柑橘で、「沼津の宝」とされている。
しっかりとした柑橘系、甘くは無く、上品でほかのボタニカルとの調和も良い。酔っ払い仙人が好みそう??。ミカン(未完)の仙人、今後が楽しみだ。