ジンを楽しみ ジンで遊ぶ

ジン(酒)そのものを味わっています。国内外のジンを紹介するとともにジンで色々遊んでいます。

「mgc メルボルン クラフトジン」 mgcは津軽弁

 オーストラリアのジン、これまでも何種類か紹介してきた(下記)。総じて「奇をてらわず」、オーソドックスだけれど味わい深い印象。クラシカルなドライジンを愛飲してきた方々にも受け入れられるクラフトジンだ。

 このmgcも飲みやすい。でも単純ではない。奥も幅も広く、クラフトジンらしさも感じさせてくれる。ベーススピリッツはブドウ、ボタニカルはコリアンダーシード、マカデミア、ローズマリー、ハニーレモンマートルサンダルウッドなど11種類。

 レモンマートルは、乾燥した葉が「レモンよりレモン」と言われるほど強い柑橘の香りがあるオーストラリア原産の植物。先住民のアボリジニは古くから薬草として利用していた。サンダルウッドは「白檀(びゃくだん)」。

 香水を作るときに使用される蒸留器を使用し、ボタニカルの繊細な香りや味わいを創りだしているとか。まずはストレート、そして炭酸割り。ブドウベースの薫り高いドライジン。尖った所が無く、上品、華やか、落ち着きのある逸品でした。

 津軽弁で美味しいは「め!」【mgc】は(め!ごっくん)の略と勝手に解釈しました。