歴史あるジンの世界で、このラベルは違和感でもあり期待感でもある。上京した時に行きたいジンの聖地のひとつ、神田駅近くのジン専門「グローバルジンギャラリー」(→紹介)、駅前の富士そばで落ち着いてから伺う。徒歩10分、ドキドキ!
店は想像していたより狭く、棚も一面だけであるが、見慣れないボトルが並ぶ。考えていた口上「柑橘系でないジンはありますか」。薦めて頂いたひとつがアメリカの「ネバーシング」。日本では、当店ともう一カ所くらいしか置いていないとのこと。
スピリッツはりんご。りんごに関わり合いのある仕事についていたので、求めないわけに行かないでしょう。りんごベースのジンは何種類かあるようですが、手始めに。しかし、なんでハチドリのラベルなのだ?。
りんごの酒と言えば、ブランデー、そして最近はシードル。最近のシードルはなかなか美味しいが、酒飲みにとってはちょっと物足りない。好きなジンで、しかもりんごが原料、全財産をなげうってでも・・・。
日本での紹介HP(→ここ)を見てみた。すごいよ。ひと昔前のパソコン関係のマニュアルを見ているよう。言いたいことは何となくわかるけれど、むちゃくちゃな日本語の翻訳物。直してあげたくなる。しかも、肝心なこと「なぜハチドリ」の説明はない。
想像していたりんごの風味ではない。揮発性の杏仁(きょうにん、あんにん)豆腐のような香り。杏仁は、杏(あんず)の種の中(仁:じん)を粉末にした物で、古くから生薬として使われている。杏はりんごより桃や梅に近い(核果類)。
かえってエスニックで面白い。中華料理の紹興酒の代わりにあっても良いかも。何か中国~東南アジア的な物とのカクテルとか、パクチーを食べながら?とか。バーテンの方、お願いします。でも、自分の中はりんごではない。
グローバルジンの通販サイトはヤフーにあるが、ネバーシンクが載っていない。これもグローバルジンでしか扱っていないジークフリード ジンを貼りましたので、必要でしたら、直接お店に連絡してみてください。