ジンを楽しみ ジンで遊ぶ

ジン(酒)そのものを味わっています。国内外のジンを紹介するとともにジンで色々遊んでいます。

アイスなのだから、「サントリー アイスジン」は冷凍庫へ

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 サントリーの廉価版ジン。これをベースにアイスジンのシリーズを出し(→ここ)、使い勝手の良いジンとして重宝されている(たぶん)。ネーミングも良い。ジンを、愛すだなんて(失礼)。

 サントリーのHPを見ると、このジンの特徴は、①氷点ろ過、②国産、③香料不使用。氷点ろ過、何じゃ?。HPでは、0℃に冷却してろ過することで、よりすっきりとした味わいに仕上げる製法とあるが、さっぱりわからん。

 どの過程でどの様に行う?、何をろ過する?、なぜすっきりとなる?、色々探したけれどわからない。②の国産の所も、長年のスピリッツ開発で培った蒸溜技術を活かして国内で蒸溜、と説明されているが、国内蒸留ってそんな価値がある?

 ③香料不使用も、逆にジンってそんなに香料を使っているのかと思ってしまう。氷点ろ過を、もう少し説明して頂けたら、あとの②③は無理して付けなくていい。アイスジンなのだから、氷点ろ過だけで。個人的には「濾過」にして欲しいけれど。

 風味は、予想通りいたってシンプル。ジュニパーもあまり強くなく、いわゆる色々に使える製品として仕上がっている。アイスジンと銘打ってあるので、冷凍庫に入れて飲んでみた。すると、柑橘の風味がかなり強くなり、結構うまい。おすすめ。

 最近は、酎ハイ、特にアルコール度数の高いものに人気がある。アイスジンも、ジンというより、ちょっと付加価値のある酎ハイという位置づけのように思う。でもジンなので、ジン好きにはあってうれしい製品です。新しい発見もあったし。