ジンを楽しみ ジンで遊ぶ

ジン(酒)そのものを味わっています。国内外のジンを紹介するとともにジンで色々遊んでいます。

ちょい悪る(割る) おジン 「アブジン」+「アブサン」

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 先に、ヨモギを使った【づけじん】を紹介した(下記)。アブサンもどきである。これを「アブジン」と名付けて、おこがましくも、本物の「アブサン」と比較してみた。アブサンもピンからキリまであるが、今回はキリのチェコ産の一品。

 アブサンのアルコール濃度はハンパでない。この一品も70度。とてもストレートで飲める代物ではない。アブサン、基本的には水割りだが、その作り方というか、技法が独特である。穴の開いたアブサンスプーンを使うのであるが、割愛。

 写真のアブサン、緑色のボトルに見えるが、これがアブサンの色。グラスのアブジン、褐色で勝負にならない?。アブサン、妖艶、ゴッホをはじめ、多くの芸術家を虜にしたと言うが、納得。アブジンも飲んでみる。おや?

 確かにアブサンとは違うのだが、スーとした薬草感は結構似ている。比べて飲むことで、アブジンのおもしろさが味わえる。互い違いに飲んでみて、アブジンはより薬草くさいが、アブサンも旨い。「わだば、日本のゴッホになる!」(棟方志功)。

 最後に、「アブジン」と「アブサン」を混ぜてみる。カクテル?名、「ちょい悪る(割る) おジン」。危険な香りがやばい。