ジンを楽しみ ジンで遊ぶ

ジン(酒)そのものを味わっています。国内外のジンを紹介するとともにジンで色々遊んでいます。

ジン民のジン民による 「ヘイマンズ ファミリー リザーブ ジン」

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 ファミリー?、リザーブ(予約)、何を意味するのか?。ウイスキーにも、ファミリー リザーブと名を付けた銘柄(グランツ)がある。家族のため、大切な人のため、「とっておきの」物ですよ!と言うことか?。限定品?。

 実際、瓶にはバッチ(蒸留器)とボトルの番号が付されている。酒飲みは、大体「家族」に後ろめたさがある。酔っぱらって、迷惑をかけているし、酒代も馬鹿にならない。免罪符?で「家族のため」と・・・、ブラックユーモアか。

 ロンドンでは昔から大量のジンが飲まれていた。1860年頃までは、樽で輸送し、樽で販売されていた(店に樽が並んでいた?)。1861年に瓶での販売が許可された。ちなみに、1861年にリンカーンが大統領に就任した。ジン民のジン民による・・・

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 ヘイマン社は、このジン以外にも色々なジンを揃えている。ヘイマンブランドは、今世紀に入ってからの新しいもので、クラフトジンとして扱われる。ただ、目指すところはクラシックスタイルで、3週間樽詰めにするのも、昔の姿を再現したかったらしい。

 一口目、確かにノーマルなロンドンドライジン。ただ、なめらかな感触、これは樽詰め(ウイスキーの熟成樽)の効果か?。また、ちょっとスパイシーな味わいも。ツワイスアップ(同量加水)にすると良くわかる。やはり、クラフトジンだ。

 はっきりと新しさがわかるクラフトも良いけれど、それれとなく「ちょっと違いますよ」と個性を出してくるクラフトジンも魅力です。この機微(きび)、リンカーンにはわかっても、トランプは無理だろうな。