ちゃんとした「ジン」の定義は、ちゃんとした資料やネット情報を参照して頂きたい。(ブログの体裁上)一応それなりの説明をしますが、酒飲みにとってあまり意味がない。本の「まえがき」みたいなもの、ちょっと我慢して読むべし。
酒には、醸造(じょうぞう)酒と、蒸留(じょうりゅう)酒がある。材料(穀物、果実など)をアルコール発酵させて作るのが「醸造酒」で、それを蒸留、つまり、蒸発させて濃度の高いアルコールを得ると「蒸留酒」となる。
日本酒、ビール、ワインは「醸造酒」、ウイスキー、ブランデー、焼酎、テキーラ、ラム、ウオッカ、ジンは「蒸留酒」。醸造酒には糖類が含まれるが、蒸留酒のカロリーは基本アルコールだけ、低糖質指向の方には魅力?、美味しければ良いのでは?。
日本の酒税法では、テキーラ、ラム、ウオッカ、ジンは「スピリッツ」類として一括りにされている。世界4大スピリッツと言われるが、要は、ウイスキー、ブランデー、焼酎以外の(その他!の)蒸留酒と言うことである。
さらに、ちょっとアルコール濃度が低かったり(37%以下)、混ぜたりすると、ジンと名前があっても「リキュール」類になる。酒税法上の区分であり、国によっても区分が違う。これまた、酒飲みにとってあまり意味がない。
私流に:ジンは「ジュニパーベリーで風味付けした、アルコール濃度の高い蒸留酒」。テキーラやラムのように原材料が決められているわけでも無いし、ジュニパーベリーだって、ちょこっとでも良い。かなりアバウト、その分自由度が高い。
「いい加減」な人向き。ちゃんとした人はウイスキーとか、文化芸術的な人はブランデーとか、宴会好きな人は焼酎とか・・・。ジンは、面倒臭いのが面倒な人向きかも。飲みながら書いていたら「良い、酔い加減」になってきた。