ジンを楽しみ ジンで遊ぶ

ジン(酒)そのものを味わっています。国内外のジンを紹介するとともにジンで色々遊んでいます。

ジンを飲み「尽」して 天命を待つ

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 正式には、「尽(Tukusu)」いつもだと、ちょっと情報を仕入れてから、飲み始めるのですが、今回は、先入観なしに封を切って、舐めて見ました。最初の香りからして、複雑半分「馴染み」があって、半分「初対面」という感じ。

 焼酎系、ちょっと芋っぽい。ボタニカル、柑橘は割と強めだけれど派手さはない。先日味わった「アンジェリカ」も?。シナモン系?のスパイシーな刺激も・・・。テストで答えがわからない状態、昔の嫌~な思い出。

 新しいジン(今年出現)なので、参考書には載っていなくて、ぐぐってみました。芋焼酎で有名な鹿児島の西酒造の製品(公式ページ)。ベーススピリッツは、「麹」から作ったとあるが、芋風味はどこで付いたのか?。工場全体に芋焼酎の香りが・・・?

 ボタニカルは、メイン13種類と、他11種類の計24種類。柑橘も色々(柚子、すだち、かぼす、レモンピール、シーカーサ-など)、アンジェリカも入っているし、シナモンも。結構正解?、24種類も入っていれば、大抵あたる。

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 ボタニカルを沢山使用していると言えば、今年の上半期ベスト5に入れた「モンキー47」。全然味は違うけれど、多くの素材を組み合わせて、新しい「複雑」を作り上げている。何が入っているかを探求することなく、この複雑さを楽しめば良い。

 人事を尽くして天命を待つ(人間の能力でできる限りのことをしたら、あとは、天の意思(命)に任せるということ)。困った時は、ジンを飲みくして、あとはテンの命(めい)を待とう。我が家の犬の名前はテン、12歳です。