ジンを楽しみ ジンで遊ぶ

ジン(酒)そのものを味わっています。国内外のジンを紹介するとともにジンで色々遊んでいます。

比較ジン類学 「グリノールズ ワイルドベリー ジン」

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 オリジナルの「グリノールズジン」でも書いたが、本当に情報が無い。日本の商品紹介では「ブラックベリーとラズベリーで香りつけをしたピンク色のフローラルなジン」と紹介されているが、どのサイトでも同じ。見事なコピペ。

 製造元(イギリス)のHP → 野生のブラックベリーラズベリーを使うことで、オリジナルのグリノールズの独創性を失うことなく、よりフルーティで甘く、より柔らかなジンとなった。と、言う程度の説明しかない。

 ブラックベリーラズベリーも、キイチゴ(木苺)の仲間。粒々が集まってひとつの果実となっている。日本では栽培種のイメージだが、イギリスなどでは、特に、野生ブラックベリーが繁茂している(らしい)。


 あまり情報がないので、当ブログ「【づけジン】 ラズベリーの 「バートン ジン」漬け、彼女の心はラブベリー」(2019.7.2)で紹介したものを、再度作成(冷凍していたラズベリーを使用)し、比較してみた。

 グリノールズの色はほんのりピンクで、【づけジン】は、綺麗な透き通った深紅。問題は味、両者似ているが、グリノールズは人工的な香り結構気になる(香料を使っているかはわからない)。【づけジン】はもちろん100%天然で、甘酸っぱい風味は最高。

f:id:cymagin:20191116201536j:plain この【づけジン】は、このブログ史上?最高クラスなので、比較するのが無理だったのかもしれない。ただ、アロマの世界は不思議で、人工的な香り好む人もいる。比較って優劣を付けるものではなく、お互いの価値を見いだすことかも。