先に「まるめろ」を紹介したが、似て非なるものが「カリン(花梨)」。表面に綿毛がないし、熟してくるとワックスが浮き出てきて、べたっとする。香りなど、微妙に違うのだが、そのままでは食べられないところは同じ。
柔(やわ)な包丁だと、刃こぼれするくらい硬い。輪切りにしてバートンジンに浸けてみました。「まるめろ」の時、1日よりも2日以上浸けた方が熟成した味わいが出ていたので、今回も2日室温に置いた。
まったく美味しくない、酸味があって、相当渋くて、生果で感じる香りもほとんど無い。「まるめろ」の時のような熟成感もない。「渋、酸っぱい~」と言いながら、(勿体ないので)飲みました。面白みのない、かたぶつです。
カリンは、喉に効くと言うことで、のど飴なども重宝される。かつて庭にあったが、花は赤桃色、樹肌もつるっとして綺麗。ただ、大きくなるし、病害虫もつくので街中では難しい。残った果実で、ジンのカリン酒(果実酒)を作ってみました。
紹介は半年以上先になります。世の中、どうなっていることやら?!