ジンを楽しみ ジンで遊ぶ

ジン(酒)そのものを味わっています。国内外のジンを紹介するとともにジンで色々遊んでいます。

【づけジン】 謹賀ジン年 「屠蘇」の ジン浸け

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 お屠蘇です。新年です。我が家は、こだわりが少ない方なのですが、お屠蘇だけはやっています(呑み助か!)。北国の当地、基本的に「屠蘇」の文化は希薄です。今でも、「屠蘇散」は薬局でないと手に入らない(今回は通販)。

 「屠蘇」、その意味なり「有り難さ」については、諸説があるようで、詳しくは、ちゃんとしたところを見て頂きたい。私にとっては「酒」であることが重要だ。正月だからと、子供達にも舐めさせてきたが、歓迎されているわけでもない。

 このブログ、「ジン仕様のお屠蘇」を作らないわけにはいかない。全く見当がつかないので、屠蘇散に、和ジン(後述)50ml、ゴードンジン50ml、日本酒50ml、みりん50mlで浸けてみた。

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 今回使用した屠蘇散の成分をみると、ミカン皮、ケイヒ、サンショウ、オケラ、グローブ、ボウフゥ等とある。これは、ジンのボタニカルに出て来る材料だ。基をただせば、ジンは薬酒、共通するところは、多々ある。

 一昼夜おいて、正月の朝に頂いた。厳かな気持で。ちょっと苦みがあり、なかなか美味しい。邪気が払われた?、私の「邪気」は酒好きだろうから、無理でしょう。