ジンを楽しみ ジンで遊ぶ

ジン(酒)そのものを味わっています。国内外のジンを紹介するとともにジンで色々遊んでいます。

「ロクストン スロージン」 で スローなジン生を

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 ジンの種類は、(ロンドン)ドライジンジェネバ(系)、シュタインへーガー(系)、オールドトムジン(系)、これに、スロージンを入れることもある。昨今のクラフトジンは多種多様で、別扱いにする方が良いのかもしれない。 

 それは別として、今回は、⑤のスロージン。実は、ジェニパーベリーを使っていないし、alc.も25%程度なので、スピリッツではなく、リキュール。と言うことで、厳密にはジンでないかもしれないが、ジンと名前がついているので、このブログではジン(寛容な精神で)。

 スピノサスモモ(西洋スモモ)に成る果実を「スロー」と言い、それを漬け込んで作られるイングランドの田舎の果実酒であf:id:cymagin:20200422231517j:plainり、日本の「梅酒」的な存在と言える。ただ、有名どころのジンメーカー(ゴードン、ボルス、シップスミスなど)でもスロージンを出しているので、日本でも数種類は吞むことができる。スロージンを使ったカクテルも多い。 

 吞んでみる。色は濃い赤紫色で、プルーンと同じような色合い。結構甘いが、甘味料は使われていないとのこと、その他の添加物も。ピリッとも来ないので、ジュース感覚で(美味しく)飲んでしまう・・・、25%はあるので、それなりに酔う。 

 ラベルのデザインはなかなか洒落ているが、Roxtons for Japan Import System とあるので、完全に日本向け製品。疲れた時に頂くと、ゆったりした気分になります。スロー(SLOE)で、スローf:id:cymagin:20200422231557j:plainSLOW)、スシローではありません。