ジンを楽しみ ジンで遊ぶ

ジン(酒)そのものを味わっています。国内外のジンを紹介するとともにジンで色々遊んでいます。

「サントリージャパニーズジン 翠(SUI)」 なぜ、翠?、サントリーの裏話

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 サントリーのスタンダードジンが登場。スーパーにも並ぶ庶民向けのジンという設定か。海外では、タンカレー、ビーフィータ、ゴードン、ボンベイサファイア、ギルビーなどの「スタンダード」と呼ばれる重鎮があって、それを見ながら様々なクラフトジンが生まれてきた。

 日本では、むしろ個性的な(時に奇抜な)クラフトジンが爆発的に展開し、クラフトジンブームを引っ張ってきた。黎明期の「季の美」、「六」、「カフェジン」なども、実はかなり個性的だ。その後も、焼酎ベースや地域特産など、ビックバン!!。

 そのような中での、「」、しかもサントリーという大手。個性には欠けるかもしれないが、ジュニーパーの苦みもそれなりだし、柑橘や山椒の旨みもバランスが良い。ストレートでも美味しいし、多様なカクテルの素材としても適しているのではないか。しかもお手頃な価格。

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 我も我もと個性あふれるジンが多くなる中で、ベーシックでスタンダードなクラフトジンの存在は、ジンの裾野を広げるためにも貴重だ。逆に、このようなジンが出てきたと言うことに、日本のジン文化の定着と熟成を感じる。

 

 ネットでは、いろいろな方がコメントしているので、別筋で。ラベルの、「」、の文字の上には、青く光るカワセミの姿、清流の宝石と呼ばれる。鳥自体、びっくりするほど美しいのだが、キャップなど、合わせて5羽が描かれている。カワセミは、川蝉、翡翠と書くが、実は、「翆」1文字でもカワセミ。しかも、サン鳥~

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 飲み口も、清流を思い起こせる爽やかさ、新緑、蝉の声、紅葉、凍てつく川面、そして雪解け、どんな季節をイメージンしながら呑んでも良い。そこには、いつもが。