ジンを楽しみ ジンで遊ぶ

ジン(酒)そのものを味わっています。国内外のジンを紹介するとともにジンで色々遊んでいます。

「サンローラン ジン」 蛸入道!常温ストレートの逸品

f:id:cymagin:20210113195207j:plain ジンをやっていると、時々、こういう楽しい物に出会う。① まずは、名前のサンローラン、関係ないと思うけれど、ブランド名だ。② カナダの(クラフト)ジンは結構個性的、これも?。③ ラベルも奇抜だけれど、洗練されている。こう言うジンは、封を切るのがもったいない。

 ケベック(カナダの大西洋側)の蒸留所で造られている。世界中から集められたボタニカルを込めて蒸留したあと、近くのセントローレンス川で採れた天然の昆布を漬けこんている。ジンの色が薄黄緑色なのはこの昆布(別名:デビルズ エプロン)に由来する。説明書きには、「うっすら塩の印象」ともある。

f:id:cymagin:20210113195246j:plain あらためて、このラベルの絵は「キテレツ」だ。潜水具を被ったタコ?、人姿のような植物なども描かれている。ラベルには色々な情報が、北緯48゜とあるが、札幌と同緯度。Laminaria は昆布の学名。眺めていないで呑みましょう。

 なんとなくトロ~とした舌ざわり、確かに、昆布と塩感。どぎつさは無く、優しい甘みと心地良い辛さ、薬味感もあり、これまでに味わったことの無い不思議な世界。塩で甘みが引き立つ?。絶対、常温ストレートの絶品!。美味しいです。

f:id:cymagin:20210113195335j:plain カナダのジン、侮れません。エンブレム1908、ハンセン ディスティラリー トラブルなど、楽しませてもらっています。