ジンを楽しみ ジンで遊ぶ

ジン(酒)そのものを味わっています。国内外のジンを紹介するとともにジンで色々遊んでいます。

「サンタマニア ジン」 正統なのに面白い(私好み)

f:id:cymagin:20210128193208j:plain スペインのクラフトジン、入手できる情報が少なく、ありきたりの紹介になってしまいそうです。ただ、私好みの「正統なのに面白い」タイプなので、できる範囲で拾っていきたいと思います。サンタマニアの訳は「聖なる熱狂」で、サンタは「聖」。サンタクロースも、サンタモニカも聖なる人です。

 ベーススピリッツは、ぶどうのテンプラニーリョ種(スペインの赤ワインの主な品種)から蒸留され、ボタニカルはジュニパーベリーほか、コリアンダー、ライム、ローズマリー、ピスタチオ、ラズベリーなど12種と紹介されている。ピスタチオは大好きですが、味を識別できるほどの技量はありません。

f:id:cymagin:20210128193643j:plain 飲んでみると、これがなかなか楽しいし美味しい。ブドウベースだけあって、上品な甘さ。に加え、スパイシーでもあるし、柑橘のフルーティさもある。スペインのジン、結構異端児が多いが、このジンは外れてない。正統なのに面白い。表現が難しいのですが、「飲んでいて楽しい」としましょう。リピートしたくなるジンです。

f:id:cymagin:20210128193846j:plain また、ボトル姿も楽しく、ラベルにはサソリ、サボテン、フクロウなど、漢字で「愛捧奈」とも書かれている。キャップには目玉模様も。色々と裏話がありそうなので、是非解説をお願いしたい(日本語で)。「愛捧奈」は、ネット検索しても、全く意味不明。

 とにかく、私好みに美味しいことは美味しいのだけれど、探求できない「もどかしさ」を感じるジンでした。

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