ジンを楽しみ ジンで遊ぶ

ジン(酒)そのものを味わっています。国内外のジンを紹介するとともにジンで色々遊んでいます。

「伊勢神(いせジン) 伊勢志摩クラフトジン」 酒(しゅ)工芸、いっぴん

f:id:cymagin:20210511193931j:plain  ジュニパーベリー以外のボタニカルは6種類だが、ちょっとユニーク。海藻のあおさ(伊勢志摩産)、伊勢茶のほうじ茶、ミツバ、柚子、梅、生姜。よく使われる品もあるが、この組み合わせは画期的だ。あおさと柚子?、ミツバと梅?、ほうじ茶と生姜?、どうなんでしょう。

 伊勢の醸造所「伊勢萬」のクラフトジン、結構「個性的」。日本酒や焼酎も造っているが、これらも独特の品揃えだ。西日本のジンは焼酎ベースが多いが、このジンはトウモロコシベースで西洋系。そこに、地元のボタニカルを合わせて作り上げている。

f:id:cymagin:20210511194007j:plain 常温ストレート、(口の中→)いくつかのボタニカル(お茶、柚子、あおさ・・・)を強く感じさせる。反面、総合的な仕上がりは、実に「上品」。総合力でも秀でた逸品。とにかく、美味しいです。これは絶対ストレートで、あるいは少なめの加水かな。

 ボトルも化粧箱も垢抜けたデザイン(贈答用でも良いかな)。中身も含めこれぞ。加水すると白濁するが、その白さも曇りガラスボトルと並べると、景色が良い。飲んで貰いたい、見て貰いたいジンでした。私の修学旅行は伊勢志摩でした、夫婦岩!。