ジンを楽しみ ジンで遊ぶ

ジン(酒)そのものを味わっています。国内外のジンを紹介するとともにジンで色々遊んでいます。

「桜尾 SAKURAO GIN HAMAGOU(ハマゴウ)」 世界遺産級のドライジン

f:id:cymagin:20220124185926j:plain  中国醸造(広島)の【桜尾ジン】には、「オリジナル」(下記)、「リミッテッド」と、この「ハマゴウ」の3種類がある。名前の通り、ボタニカルに「ハマゴウ」を使っている。廿日市市桜尾1-12-1は、中国醸造の住所。

 ハマゴウは、北海道以南の砂浜などに自生する常緑低木の海浜植物で、青紫色の花を密集して咲かせ、よく目立つ(ラベルにも描かれている)。古来から、果実、葉、枝が漢方薬や芳香剤などとして使われている。

f:id:cymagin:20220124190115j:plain 中国醸造に近い「宮島」の浜辺には、ハマゴウが群生している。ラベル下に「世界遺産 厳島神社」赤い鳥居も描かれている。自然が多く残る環境でもあったのだろう。青いボトル、ハマゴウの花の色をイメージしたもの。

  ボタニカルはハマゴウを含む広島産6種類、ほか計12種類。飲んでみる。辛い、しかし唐辛子やワサビのようなものでは無く、「清涼感」を強くしたような辛さ。これがハマゴウなのだろうか(薬酒感は無い)。辛さの奥に、柑橘味、、甘さ、お茶のような苦みなども感じられる。

 日本のクラフトジンとしては、毛色の変わった素敵なジンです