ジンを楽しみ ジンで遊ぶ

ジン(酒)そのものを味わっています。国内外のジンを紹介するとともにジンで色々遊んでいます。

「マキノジン」 偉ジン 牧野富太郎先生

f:id:cymagin:20220314205718j:plain  裏ラベルには、「牧野富太郎 生誕100年 記念ボトル」とある。牧野先生の植物図鑑、お世話になりました。先生の「すごさ」をこんなチャらいブログで紹介するのはおこがましい。2023年春の朝ドラ「らんまん」を期待したい(神木隆之介さん主演)。

 「日本植物学の父」と称される先生(植物学者:ボタニスト)、色々なボタニカルを使うジンでお会いできるとは・・・・・感激です。このジンを造ったのが「司牡丹酒造」、先生の出身地「高知県佐川町」にある。出来すぎた話ですが、よくぞ造ってくれました。

f:id:cymagin:20220314205818j:plain  ボタニカルは先生に恥じない植物の数々、亡き妻を偲んで名付けた「スエコザサ」、クロモジ、仏手柑、仁淀川山椒、スペイン甘草等々18種類。また、ベーススピリッツは、司牡丹酒造の「米焼酎 大土佐」20年物とか。

 ちょいとウルウルしながら飲みます。焼酎ベースではあるものの、柔らかくおおらかな感じ。多くのボタニカルが組み合わさっているので、奥深く、また幅広い。その中にも、ちょっと乾いた笹の風味を感じる。薬草感は無い。先生の図鑑をめくった日々を思い出しながら、今宵は楽しく過ごします。

 通販はちょっと品薄のようです。丁寧に探せばあるかと思います。