ジンを楽しみ ジンで遊ぶ

ジン(酒)そのものを味わっています。国内外のジンを紹介するとともにジンで色々遊んでいます。

「スティン ジン」 清濁あわせ呑む。

f:id:cymagin:20220416210057j:plain   オースリアのジン。造り出された経緯(個人的な熱意と小さな会社)、醸造方法(小型の蒸留器と丁寧な醸造)、名前の付け方(故郷の名前をアレンジ)、ユニークなボトル(コルク栓を紐で封印)、なんとも「クラフトジン」らしいジンです。詳しくは、バーテンダーズ ジェネラル ストアーの紹介記事(下記)をご覧ください。

  ベーススピリッツはトウモロコシボタニカルは28種類とあるが詳しくはわからない。スティリア(STINの語源)産の6種類のりんごエルダーフラワーが入っている、らしい。地元のボタニカルを重用するのもクラフトジンならではです。

f:id:cymagin:20220416210220j:plain ほんのりとした甘味(りんご?)、キリッとした柑橘系の酸味、多くのボタニカルが醸し出す複雑な奥深さ。鼻に抜ける後味は、ちょっとの薬味感のある面白い雰囲気。色々な要素を感じることができるので、カクテルも含め飲み方によって様々な楽しみが生まれそうだ。

  炭酸で割ると、うっすらと白濁する。日本の焼酎ベースのジンの中には真っ白になるものもあるが、そこまでは白くない。不純物が作用すると言われるが、何か美味しくなる異質な成分が入っているのでしょう。ちょと風変わりだけれど、惹かれる美味しいクラフトジンです