ジンを楽しみ ジンで遊ぶ

ジン(酒)そのものを味わっています。国内外のジンを紹介するとともにジンで色々遊んでいます。

ビターでドライ、俺「キングスバリー ビクトリアンバット ジン」

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 タンカレーから脱却しよう(マスターなんか無い?)とした私に、勧めてくれたのがこれ。ただ、いつも酔っぱらっているので(何回か繰り返したかも)、次に行った時に名前を思い出せない。あのジュニパーが多くて、どっしりとした瓶。

 このジンの売りは、樽貯蔵されていることと、他のジンの2倍以上のジュニパーを使っていること。ビクトリアンバットのVATは「大樽」の意味であるが、VATには付加価値税という意味もある。酒に税は付きものだ

 ジンはジュニパーベリーが必ず風味付けとして使われている(ジンの数少ない条件)。セイヨウネズと言うくらいで、日本人には馴染みが無い。ヨーロッパやカナダなどが産地として知られており、ジュニパーベリーには150種類以上があると言う。

 ベリーと言ってもイチゴなどとは別物で、針葉樹の球果。マツボックリを小さくしたような実。ジュニパー、フランス語ではジュニエーヴル、これがオランダからロンドンに渡るにつれ「ジン」と略されたらしい。酔っぱらいには短い方が良い。

 ジンの起源は諸説あるようだが、要は薬用酒、利尿効果等のあるジュニパーベリーを漬け込んで蒸溜したもの。だからジュニパーベリーの使用がジンの定義となるわけだが、その爽やかな味と香りが受け入れられたからでもある。健康と快楽!

 ジュニパーベリーは、アロマオイルやハーブティー等にも使わる。近年、日本のクラフトジンが盛況であるが、焼酎メーカーの参入が多い。焼酎の基をスピリッツとし、ジュニパーベリーで風味をつければ、基本的にはジンとなる。

 オフィシャルなテイスティングが見つからない。商品説明やブログなどでも、ジュニパーの香りが強い、柑橘風味が控えめと言ったところで、詳しい説明は探せない。私なりに、「ビターでドライ」良い響きです。普通に(すごく)美味しい。

 

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