店の片隅で「ビーフィーターはね、ビーフ イーターで、牛肉を食べる人なんですよ。ラベルにもある近衛兵は、国王のパーティーで残った牛肉を貰える特権があったのでビーフィーターとも言われたんですね。
これをキャラクターにした・・」とちょっと周りにも聞こえるように語る上司。さらに
「このジンはね、今もロンドンで造っていることを誇りに思っているから、ラベルや瓶のあちこちにロンドンと書いてあるんだ・・・」うんちく、蘊蓄・・・。
手頃なお値段で飲むことができる「スタンダードジン」として、スーパーでも定番商品となっている。ところが、ネットサーフィン(最近聞かない言葉だ)をしていたら、すごく面白いお話しを見つけた。抜粋+編集して紹介します。
「ビーフィーターは初心者向けのジンではない。数あるジンの中でも特に辛口な味わいなんです。甘みが少なめでキレがあり、ジンの特徴であるジュニパーの香りも強めに感じます。↓
↓もちろんそれが「ジンらしい味わい」ってことになるわけなんですが、初心者がいきなり飲んで美味しいものか?と考えると、私にはどうも疑問が残ります。」コメントも辛口ですが、納得です。
飲みやすいタンカレーとかボンベイサファイヤ、また、フレーバーなクラフトジンを知った後、久々ににこれを飲むとジンジンとくる。懐かしいというか、大人の味というか、基本かな。無くてはならないジンだ。
公式のテイスティングは「切れ味鋭いクリーンな風味の中にも、ボタニカル類の絶妙なブレンドによって醸し出される豊かな香りと味わいが特徴です」。ホームページの見出しは「ブランドと伝統」