ジンを楽しみ ジンで遊ぶ

ジン(酒)そのものを味わっています。国内外のジンを紹介するとともにジンで色々遊んでいます。

やけ酒には「サウスバンク ロンドンドライ ジン」、お大事に

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 とにかく安い、業務用、カクテルベースに最適!、としか紹介されていない。確かに、海外のジンの中では最安値だし、日本の廉価版より安いかもしれない。しかし、通販サイトでも、ブログでもそれ以上の情報がない。ちょっとかわいそう。

 このジンの製造元であるBurlington Drinnk社、安価なスピリッツ類を生産・販売している会社で、低価格帯で勝負できるノウハウを持っているのであろう。ちなみに、(お察しの通り)サウスバンクはロンドンの地名。

 BD社のHPを見ると、ジンはブランドとして1種類「ハーフ クラウン ロンドンドライジン」、ハウスブランド(廉価版?)として3種類「シティ オブ ロンドンドライジン」「ハイデ パークジン」と「サウスバンク ロンドンドライジン」がある。

 HPの説明もシンプル。「伝統的なレシピで造られ、香りはキーボタニカルのジュニパーベリー、コリアンダー、アンジェリカ、ほか選ばれたハーブとスパイスに由来する」。テイスティングノートも2行、ペッパー(胡椒)が特徴?。

 飲んでみた。確かに、全体的に薄い感じ。特段の特徴もない、ペッパーがちょっとあるかなと言う程度。安酒の雰囲気を感じる。やけ酒の時に、それでもまだ洋酒を飲んでいるゾ!と見栄を張れる。しかも、安く仕上がる。

 クラフトとか、結構特徴を出しているジンを飲んでいると、時にな~んでもない(失礼)ジンが飲みたくなる。「安酒のジン」、こんな役者が居ても良い。色々な加工用(カクテル、づけジンなど)として使っていきたい。