「金柑」、柑橘の中のもひとつの分派(キンカン属)で、古くから砂糖漬けなどに利用されてきた。柑橘の甘味、酸味、苦味が凝縮され、大きさも凝縮され、独特の世界を感じた。世代によっては、家庭常備薬「キンカン」のCMソングのイメージも大きい(良いのか、悪いのか?)
この「キンカンたまたま」は、温室で栽培、熟成させた(販売は1月以降)、丸ごと「生」で食べられる別物の「金柑」。酸味や苦味が少なく、抵抗がなく味わえる。果皮の歯ごたえ、囓った時にジワッと浸み出る油(リモネン)が濃い。
輪切りにした「たまたま」80gにジンを100mlを注いで1日置く。浸けた果実を食べてみると、とっても美味しい。と言うことは・・・、やはり、ジンの方の味は薄い。その後、冷蔵庫に入れて、忘れること1週間。
ジンに甘味と金柑風味が移し出されている。と言うことは・・・果実が不味くなった、と思ったのだが結構いける。イチゴなどは、残った果実は食べられたものではなかった。金柑を肴に金柑ジンを飲む。キンコンカンコン、コンキンコンカン~