先の【づけジン】で、ビワが本州北端の本県でも実ることを紹介したが、「イチジク」も実ります。カタログなどを見ると、「耐寒性品種」とか、マイナス15℃まで耐えるとの品種も載せられている。品種によっては、結構北国でも栽培できるらしい。
そして、当地の庭先でも、見かけることができる。ネットでは、秋田県が栽培の北限で、品種は「ホワイトゼノア」とある。当地の品種もたぶんこの品種で、5葉性、夏果も秋果も収穫できる。しかし、あまり美味しくなく、シロップ漬けなどに加工されている。
我が家のイチジクは、3葉性で、果肉がほんのり赤く、ホワイトゼノアとは違うのだが、品種は??。夏果は獲れるが、秋果は熟さない。味はそこそこ。皮を剥いてタンカレーに漬け(1:1.5)、冷蔵庫内に1日半置いた。
少しピンクがかった「イチジクジン」、呑んで見る。生イチジクの味、ちょっと青臭くて、美味しくもないし不味くもない。暖地の、本当に美味しいイチジクであれば、もう少しまともな代物になるかも知れない。ボタニカルでも良いかも。