ジンを楽しみ ジンで遊ぶ

ジン(酒)そのものを味わっています。国内外のジンを紹介するとともにジンで色々遊んでいます。

「ホーフハウト レイカ ジュネヴァ No.45」 ジンもダイバーシティ

f:id:cymagin:20210214204255j:plain    「ジェネヴァ」タイプのジン、要するに【元祖ジン】である(下記の囲み参照)。そしてこのジン、「新しいスタイルのユニークなジュネヴァ」の肩書きを持つ。ボトルのデザインも、旧ジェネヴァの陶器タイルとは違い、垢抜けている。

 ホーフハウトのジンは、このほかにNo.24、No.60、プレミアムがある(知る限り)。ボタニカルの違いによるらしいが、前2品は(ネット上では)品切れで詳しくはわからない。クラフトジンの流れの中、ジェネヴァにも変革が訪れている。

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 ボタニカルは、バニラ、カルダモン、リコリス、アンゼリカ、フェンネルシードなど。飲んでみる。意外と古きジェネヴァ感は残しつつも、ハチミツのような甘さ、微妙な苦みなど、新しさも感じさせてくれる。この甘さはバニラか。
 
 説明を見ると、「熟成モルトワイン(大麦、ライ麦、コーン)をブレンドし、ボリュームある仕上がりに」とある。これが良くわからなかったのだが、大麦などのスピリッツをワイン樽で熟成したもの、と解釈した。液体も色づいている

 スタンダードのジェネヴァとは比較しないことにしましょう。若い人も熟年も多様性の一員、どちらにも良さはあるし、不得意もある。ありがたく飲みましょう。