「新スペック」になったと言っても、1年以上前かもしれない。ボトルやラベルが変わるのは良くあることだけれど、これだけの変身は珍しい。「満月」のバンパイヤだ。しかもウルフ。写真奥の旧ラベル(シックな装い、しかも幅広輪ゴムでおさえている、クラフト感が満載)からの変身。
アルコール濃度も44→40%に変わり、ボタニカル構成(14種類)も変えているようなので、当ブログでは「新スペック」の別物として扱った(一番変わったのはラベルだけれど・・・)。説明を抜粋すると、コリアンダーのアロマが柔らかくなり、樹脂っぽさの松の味わいが奥深く、ラベンダーのアロマが広がるとか。
旧ラベルの残液と飲み比べてみた。残液の品質が変わっていないことが前提だが、甘みと香りは新スペックの方が優るかも。ただ、ワイルドさは旧ラベル品が上。好みによるかもしれないが、ドライ好きの私としては旧かな。
旧ラベル、ちょっとマニアックなところがあって、新しいユーザーの掘り起こしには、ビジュアルも含めて変身が必要だったのかもしれない。これはこれで飲みやすいジンとして良いのかもしれないが、「ケモノの残り香」のする旧も捨てがたい。
このウルフの穏やかな表情画も見てみたい(子育て中とか)。私がジンを飲んだときのような・・・、だらけたウルフ。