ジンを楽しみ ジンで遊ぶ

ジン(酒)そのものを味わっています。国内外のジンを紹介するとともにジンで色々遊んでいます。

「香雪 KAYUKI」 甘くない梅酒

f:id:cymagin:20220117200350j:plain 和歌山県の酒類製造販売企業「中野BC」のスピリッツ。「中野 BC」には、香り高きコウヤマキを使用した「槙(こずえ)-KOZUE-」、柑橘の香る「香立(こだち)-KODACHI-」の2種類のクラフトジンある。「香雪」はジュニパーを使っていないので、厳密にはジンでは無いが、通販の区分はジンのところも多い。このブログは適当なので、ジンです。

 和歌山と言えば「梅」「梅」言えば和歌山ですが・・・、和歌山を青森、梅をりんごに置き換えられることに親近感を感じる。ベーススピリッツは、梅酒を蒸留したものとか。ベーススピリッツの味わいを表現するのは日本のクラフトジン(スピリッツ)の得意とするところ。

f:id:cymagin:20220117200436j:plain 梅の別名は「香雪(こうせつ)」。雪を被った枝で咲く「梅花」の香りを表現した禅語「梅花和雪香」に由来するとのこと。禅語、心を癒やす禅宗のお言葉とか。花の香りと果実の香り、かなり違ったものになると思うが、不思議につながりを感じる。

 香雪(こうせつ)を(かゆき)と読ませたスピリッツ。飲んでみる。甘くて美味しい「梅酒系」では無く、薬酒系」、梅エキスの味わい。好みは分かれるかも。健康志向で梅好き、しかも酒好きには良いかな。梅酒好きは、角砂糖1個入れたい。