ジンを楽しみ ジンで遊ぶ

ジン(酒)そのものを味わっています。国内外のジンを紹介するとともにジンで色々遊んでいます。

「ダンシング サンズ ワサビ ジン」 ワサビは世界共通語

f:id:cymagin:20220311203404j:plain  アルコール58%で、しかも「ワサビ」、傷に塩を塗り込むような凄さなのか?。ラベルには、ワサビ色の、ゲキコワな龍の姿が・・・。

  ニュージーランド南島のゴールデンベイに近いププ・スプリング(泉)、世界遺産として、また、マオリの聖地として知られる。池のほとりには、「水に触っても、持ち帰っても駄目」と書かれているらしい。N.Z.の北島を北海道、南島を本州とすると、津軽半島あたりのイメージ

 池(結構広い)の底からは、大量の淡水がこんこんと湧き出ており、極めて透明度が高いため、砂が踊っているのがよく見える。このジンの名前「ダンシング サンズ」の由来となっている。ジン造りには、ププ・スプリングから流れ出た水が使われている。心して飲みましょう。

f:id:cymagin:20220311203436j:plain  ボタニカルは、ジュニパーベリー、コリアンダー、ワサビ、オレンジ、アンジェリカの根、リコリスの根、昆布、アーモンド、ホロピト(マオリハーブで胡椒の仲間)。キーボタニカルは、ニュージーランド産の西洋ワサビ。

  飲んでみる。ツンとするワサビの刺激は無い、何となくワサビを感じる爽やかな風味。ワサビを混入してから再蒸留しているので、当然か。昆布と言われるとそんな要素もあり、色々な楽しさがこんこんと湧き出てくる