ジンを楽しみ ジンで遊ぶ

ジン(酒)そのものを味わっています。国内外のジンを紹介するとともにジンで色々遊んでいます。

「レッドドア ジン」 どこでもドア(赤バージョン)

 スコットランド「ベンロマック蒸留所」が造るクラフトジン。建屋のドアが赤かったので「レッドドア ジン」。大手の瓶詰め業者「G&M」が120年以上に渡るクオリティーコントロールの真髄を惜しみなく発揮・・・と説明あるが、飲み屋としては美味しければ大手でも小手でも良い

 ボタニカルは8種類、柑橘系(レモン、ビターオレンジ)のほかに「パールズオブヘザー」「シーバックソーン」「ローワンベリー」は、このジンならではとか。「パールズオブヘザー」のヘザーはヒースのことで、ツツジ科のハーブ。

  「シーバックソーン」はサジーのことでグミ科の果実、「ローワンベリー」は西洋ナナカマド。品種などは違うかもしれないが、ジンのボタニカルとして多く使われている。「ならでは」ほどでは無いかも。ちなみに、ボトルは赤いけれど、中身は透明。

  ストレートが最高に美味しいビターと柑橘の兼ね合い、奥深く上品な総合力、雑味が無い美味しさ、グラスを重ねるたびに甘美な世界を味わうことができる。ジンを価格で評価しなければ、このジンはトップレベルです。

 「どこでもドア(赤バージョン)」開けた向こうには、正しい評価の世界が、選挙もそうあって欲しいものです。姿も味もバエるジンでした。