「泡盛」をベーススピリッツとする沖縄のクラフトジン。「まさひろ」、「オリジン」(下記)など、私の中で沖縄のジンは極めて評価が高い。ラベルの赤い星、「オリオン ビール」を想い起こす。このジンの製造元「石川酒造場」は、オリオンともつながりがある。
ボタニカルを見ると、カープチー(シーカーサを大きくした様な柑橘)、ピパーチ(島胡椒)、カラキ(沖縄シナモン)など、聞き慣れない「沖縄」独自のラインナップ。沖縄のジンは、ここが楽しい。当然、ベーススピリッツは「泡盛」。
ストレートで飲む。複雑なシトラス感と苦み、泡盛の甘さと相まって美味しい・・・が、ストレートではこれ以上無理。なんとalc.57%。焼ける。華奢な姿とシンプルなラベルからは想像できない強烈なパンチ。alc.57%以上のカテゴリーは、「ネイビーストリングス」と称して別枠扱いらしい(海軍が、火薬を湿らせない程高いalc.濃度を求めたとか、飲みたかっただけ?)。
慌てて、炭酸で割りました。白濁しました(2倍希釈:写真)。これまでも、白濁するジンは多数ありましたが、ここまで白濁するのは初めて。度数が高くても白濁しないジンもあり、alc.以外の副成分によって生じるらしい。たぶん、ここでの副成分は「旨み」。沖縄の「旨み」。
白濁系カクテル、風味は最高なので、面白そうです。
「まさひろオキナワジン バーテンダーズバッチ2020」 前ジン未踏 - ジンを楽しみ ジンで遊ぶ (cymagin.com)
「ORI-GiN1848(オリジン1848)」 ヒハツゲットーイエルバブエナ - ジンを楽しみ ジンで遊ぶ (cymagin.com)