同じ泡盛ベースの「まさひろオキナワジン」と比べて、ピリッとスパイシーだ。また、後味に甘味を感じる、パイナップルか。沖縄、瑞穂酒造のクラフトジン。なんとも垢抜けたデザイン。ラベル裏には10種類のボタニカルが描かれている。
ベースボタニカルの西表島産ピーチパインのほか、ジュニパーベリー、レモングラス、コリアンダーシード、シークヮーサーリーフ、ヒハツモドキ、生姜、月桃リーフ、紅茶、イエルバブエナ。イエルバエナはモヒート(ラムをベースとするカクテル)に使われるミント。
ヒハツモドキはコショウの類、月桃(ゲットウ)はショウガの類で、いずれも沖縄に自生している。「まさひろオキナワジン」も沖縄のボタニカルに特徴があるが、組成がだいぶ違う。それぞれに、独特の風味があり、比較して吞むのも面白い。
焼酎をスピリッツベースとしたクラフトジンは多々あるが、泡盛は独特だ。個人的には泡盛ファン。青森だし。絶対、常温ストレートです。色々なボタニカルの絡み合いを楽しみながら。実に奥深いのですよ。
最後になってしまいましたが、このジンのコンセプトは、「一口で沖縄の魅力が伝わるクラフトジン」、オリジナルなジンで「オリジン」。風味は「トロピカル&リッチ」だそうです。1848は瑞穂酒造の創業年で、このジンの誕生は2018年。