ジンを楽しみ ジンで遊ぶ

ジン(酒)そのものを味わっています。国内外のジンを紹介するとともにジンで色々遊んでいます。

「スローアンズ プレミアムドライジン」 上級ジン民

f:id:cymagin:20210928195956j:plain  「スロージン」というジンの種類があって(下記)。その素材が西洋スモモ、アンズはスモモに極めて近い種類なので、このジンは「スロージン」に類するものかと思ったら、全くの勘違い。スローンは人の名前で、スローアン'sで、その人のと言うことらしい。よく考えたら、アンズは日本語だ。

 サー・ハンス・スローンは18世紀の著名なコレクターで、莫大な寄贈品が大英博物館の基になったとされている人(らしい)。この人への経緯から名付けられたオランダのドライジン。おのずと、変なものは使えない

f:id:cymagin:20210928200032j:plain ボタニカルの柑橘はすべて生ドライでない)。9種類のボタニカルも個別に蒸留し、それらをブレンドし、1ヶ月熟成させている。世界のベストジンを目指し、コストは度外視で製造!との説明もある。実際、数多くの受賞歴もある(ボトルにメダルの栞がぶら下がっている)。

 確かに、熟成された感のある「トロ~とした芳醇な」呑み心地。甘み、苦み、酸味もそれぞれ深く、その一体感も深みがある。特に、柑橘の風味は独特です。これは、賞ものです。ジン格が違う。ストレート(せめて加水)常温で。