ジンを楽しみ ジンで遊ぶ

ジン(酒)そのものを味わっています。国内外のジンを紹介するとともにジンで色々遊んでいます。

「ビクトリアンバット ジン シングルカスク」 もうちょっとカスクって!

f:id:cymagin:20211105185245j:plain  「ビクトリアンバット」!、個人的に好きなドライジン。この「シングルカスク」、醸造後に樽で熟成されている「付加価値品」。また、オリジナルがalc.47%であるのに対し56.6%と超ハイな一品。かなり凝縮されている。

 「シングルカスク」?。「シングル」と言えば、ウイスキーの「シングルモルト」を思い起こす。これは、ひとつの「蒸留所」で造られたという「シングル」を意味するが、シングルカスクの「シングル」は、ひとつの「とのこと。ラベルの右下に樽ナンバーが書かれている。詳しくはムギオのブログ(下記)を参照してほしい。

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 オリジナルは飲んでしまったので比較ができない。が、これは高アルなので、相当にぐぐっとくる貯蔵とのことだが、色も透明で、樽感は薄い。他に樽熟成を謳うジンの銘柄もあり、中にはかなりオーク樽感の一品もある。

 カスクの物足りなさを感じるが、基がしっかりとしたビクトリアンバットなので、もう少しカスク感を出しても受け入れられると思う。シングルカスクならぬ、(3年かけて)濃厚なトリプルカスに期待します。