「ビクトリアンバット」!、個人的に好きなドライジン。この「シングルカスク」、醸造後に樽で熟成されている「付加価値品」。また、オリジナルがalc.47%であるのに対し56.6%と超ハイな一品。かなり凝縮されている。
「シングルカスク」?。「シングル」と言えば、ウイスキーの「シングルモルト」を思い起こす。これは、ひとつの「蒸留所」で造られたという「シングル」を意味するが、シングルカスクの「シングル」は、ひとつの「樽」とのこと。ラベルの右下に樽ナンバーが書かれている。詳しくはムギオのブログ(下記)を参照してほしい。
オリジナルは飲んでしまったので比較ができない。が、これは高アルなので、相当にぐぐっとくる。樽貯蔵とのことだが、色も透明で、樽感は薄い。他に樽熟成を謳うジンの銘柄もあり、中にはかなりオーク樽感の一品もある。
カスクの物足りなさを感じるが、基がしっかりとしたビクトリアンバットなので、もう少しカスク感を出しても受け入れられると思う。シングルカスクならぬ、(3年かけて)濃厚なトリプルカスクに期待します。