ジンを楽しみ ジンで遊ぶ

ジン(酒)そのものを味わっています。国内外のジンを紹介するとともにジンで色々遊んでいます。

「グレンダロッホ ワイルド サマー ボタニカル ジン」 北国の夏の香り。

 グレンダロッホ夏のジン。3ヶ月前に「グレンダロッホの春のジン」(下記)を紹介し、その最後に「作戦にはまってしまった。サマー、オータム、ウインター・・・飲みたくなります。(中略)、次はサマーですかね。この頃、世の中はどうなっていることやら?」と書いた。

 そして今の世の中、こうなって(しまって)いますが、サマーを飲みます。グレンダロッホ(アイルランド)の歴史的な価値や、多くの品目を造り出す蒸留所については春のジンで紹介した。何を書こう・・・。このラベルに描かれている「お方」は?。

 このお方は、キリスト教の聖地グレンダロッホで120歳まで修道院長として務めたアイルランドの伝説の聖人「聖ケビン(St Kevin 498-618)」とか。高貴でハンサムなケビン青年はキリスト教の修行中にストーカーの女性に迫られ、逃げて落ち着いたところがグレンダロッホだった・・・。

 このサマーは定番ボタニカルのほかに、エルダーフラワー、ムラサキツメクサの花、ノコギリソウ、フランスギクなどが使われている。飲んでみる。蜂蜜の様な甘い香り、多様な野の花の香り。極暑や多湿の夏の香りでは無い。北国のひととき、白夜に近い夏の喜びを感じる。次はオータム、世の中はどうなっていることやら?。