宮崎県西都市「正春酒造」が造るクラフトジン。正春酒造は焼酎を初め多くの酒類を展開する醸造元。ジンを作る基盤は盤石だ。しかも、ボタニカルの素材は周辺に溢れている。このジンのコンセプトはやっぱり「柑橘」。
ブログる前に呑んじゃいました。スピリッツは「焼酎」ですが、焼酎感はかなり薄い。もろ柑橘です。ただ、オレンジやグレープフルーツ系の洋風感は無く、スダチやカボス系の爽やかさでも無い。温州ミカン系でも無い。
表現が難しい。スダチをやや甘く、刺激を柔らかくした様な、果皮の美味しさを表現した「野性味のある」柑橘の風味・・・。伝わるかな?。ちょっとほかには見られない素敵な一品です。ボトルの色が風味に一体化している。
使用しているボタニカルの柑橘は柚子(ゆず)と「へベス」とか。へベス、ウィキペディア(抜粋)で見ると「原産地は宮崎県日向市で、スダチやカボスに似ているが、酸味が柔らかく味のバランスが良いとある。この特徴がジンにも出ている感がある。
「へベス」、生を味わって見たい。楽天で見ると生果も含め、色々商品がある様だ。へベスは「平兵衛酢」です。