ネットなどでは、「マスカロ ナイン」と紹介されていることが多い。しかし、これはサントリーのジン「六(ろく)」を、「しっくす」と呼ぶようなものだ。このジン、「マスカロ ヌエベ」でなくてはならない。ヌエベはスペイン語で9
9種類のボタニカルを使っているのか?と思いきや、入っているのは、地元産の「ジュニパーベリー」のみ。さらに、ベーススピリッツの材料は「米」。米を使う「パエリア」もスペインだ。9はマスカロ社の番地
すごくしっかりとしたドライジンだ。針葉樹臭くもなく、心地よい重さ。加えて、背景にはほんのり甘い柔らかさ。米の存在を感じる。スペインのジン、これまでも天才的、個性的と紹介してきたが、こんな展開もあったか!
シンプルゆえに、何か一品を足すと面白そう。何にしようか。。。近くにあった鉢植えのローズマリーから葉を3本、ちぎって入れてみた(ストレートに)。爽やかな香りがうまくかみ合って。。葉もかんで。。食べた。
最近のクラフトジン、あまりに突拍子過ぎていて、往年のジン愛好家には受け入れがたいものも多い。この大人のジンなら、大丈夫かも。ボトルの下に描かれている人面、「ぬえべー」と言っているような・・
楽天、ヤフーでひっかかりません。武蔵屋(ネット)で扱っています。