綺麗な赤のボトルだが、ジンが赤いわけではない。ガラスが紅い。撮影には苦労した。そのままでは、綺麗な赤色は表現できないし、鏡のように撮影者が写り込まれてしまう。しかし、プロの技術も、装置もない。
まず、写り込みは「エアープランツ」(紐のような植物)で隠して誤魔化した。エアープランツは栽培も楽だし、重宝している。赤い色は、後ろからLED懐中電灯の後光をあてることで、何とか表現してみた(ちょっと自慢)。
クラフトジンではあるものの、ロンドンドライジンとして、目指すところは「クリア」。5回の蒸留、丁寧でゆっくりとしたボタニカル抽出など、様様な工夫がこなされいる(とのこと)。凛としたボトル姿からも期待が持てる
最近、奇抜なクラフトジンを飲む機会が多かったので、ちゃんとしたドライジンが飲みたかった。開封、このスクリューキャップ(蓋)、半回転しただけで開く。グルグルでなく、クルで開く、ちょっとした驚きで始まった。
確かに「クリア」、風味もほのかな柑橘系で穏やか。ストレードで飲めるドライジン、日本酒の誉め言葉で「水のよう(水の如し)」と言われるものがあるが、そんな感じか。ちょっと注意しないと飲みすぎてしまいそう。
たぶん、カクテルなど、色々なアレンジにも使えると思う。が、ストレートかツワイスアップ(倍量加水)がおすすめ。ちょっとした「インテリア」としても面白いが、「売り切れ」が出ているのが心配。