東京に行って、庭先の夏みかんに感激するのは北国の人間である(証拠)。縁あって、送って頂けるようになったが、その酸っぱさにも驚いた。それでも、一冬過ぎると、ほかの柑橘では味わえない爽やかさが楽しみでもある。
柑橘は、ボタニカルで多用されるように、ジンとの相性は良い。これまでの【づけジン】でも、キンカン、日向夏、文旦、じゃばら、八朔・・・結構美味しく頂いてきた。きっと、夏みかんも爽やかな【づけジン】ができることでしょう。
写真右は、皮50g+ジン120ml、左は、果肉100g+ジン100ml。冷蔵庫で12時間置く。皮の方は、「ダメもと」であったが、やはり苦いだけ。甘くないマーマレード、しかたない。本命の果肉、これがハズレ。苦酸っぱい。
夏みかん、一冬過ぎたと言っても、甘さが足りなかった。転んでもタダでは起きず・・・皮の方に、コーヒー用のガムシロップを入れてみた。マーマレードジンです。十分「クラフトジン」として通用する(かも)。