ジンを楽しみ ジンで遊ぶ

ジン(酒)そのものを味わっています。国内外のジンを紹介するとともにジンで色々遊んでいます。

「シタデル ジン」 舌出る?美味しさ

f:id:cymagin:20210329204720j:plain エッフェル塔みたいなフランスのジン。フランスの(クラフト)ジン、コニャックやカルバドスをスピリッツベース(アルコール源)とするものが多い。このジンも著名なコニャックメーカー「フェラン」の造り

 ただ、スピリッツの原材料は、ブドウやリンゴでは無く「小麦」。ジンのスピリッツベースとしてはオーソドックスだが、単にアルコールの材料としてでは無く、ボタニカル的な(小麦の風味を活かす)役割を与えている。

 何回も蒸留を繰り返すこと無く、小麦の味わいを残そうとしている。日本の焼酎などでは、これが命なのだが、ドライジンなどではあまり意識されない(アルコールであれば良い)。これに19種類のボタニカルが加わる。

f:id:cymagin:20210329204759j:plain 飲んでみる、小麦的?食パン的?な柔らかい味わい。ボタニカルもキツくなく、全体として優しく落ち着いた仕上がりとなっている。炭酸を入れると、折角の柔らかさがわからなくなるので、ストレートか加水で

 色々と賞を獲っているいるらしいが、自分の舌で判断しましょう。このシタデル、「舌出る」美味しさです(造語)。