トラ年の初めに紹介するジンは「虎ノ門蒸留所」のクラフトジン。この蒸留所、名前の通り東京に位置する都市型蒸留所。居酒屋「酒食堂 虎ノ門蒸留所」としても営業している。コンセプトは「ジンを通して東京の魅力を発信する場所」。
ちょいと説明するのは面倒くさいので、詳しくは「造り手に聞く – 東京産のジン「COMMON」と「虎ノ門蒸留所」誕生秘話」に飛んで頂きたい。ベーススピリッツは「八丈島の島焼酎」など。昔、一升瓶でよく飲んだ島焼酎、クセありの米焼酎です。
「COMMON」は当蒸留所のベースとなるジンで、チコリルート等をボタニカルとして使用している。虎ノ門蒸留所、多くの派生ジンを提供していることも「売り」で、カモミール、ラベンダー、みかんの花、金木犀など。そのベースとなっているのが「COMMON」ジン。
「COMMON」、「みんなの」と言うコモンでもあり、虎門(こもん)でもある。ラベルの白虎、江戸城の虎ノ門、その由来とされる神獣とか。炭酸を入れると白濁する。確かに白虎、ホワイトタイガーだ。島焼酎のクセと若干薬味感のあるボタニカルの組み合わせが面白い。虎年、出発!