ジンを楽しみ ジンで遊ぶ

ジン(酒)そのものを味わっています。国内外のジンを紹介するとともにジンで色々遊んでいます。

「KOMAKI GIN 小牧ジン」 アイガトサゲモシタ(ありがとう)薩摩

 薩摩小牧醸造のクラフトジン。ベーススピリッツは、「和瓶で1年間熟成した」芋焼酎。ボタニカルは、ジュニパーべリー、南高梅、けせん、笹の葉、青山椒、みかんピール、ティーツリー。「けせん」はクスノキ科のニッケイ(肉桂、ニッキ)。

 薩摩には小豆団子をニッケイの葉で包んだ「けせん団子」という昔ながらのお菓子がある。防腐効果もあり、南国では重宝されているとか。「ティーツリー」はオーストラリア原産、ユーカリやマヌカなどが属するフトモモ科で、精油など化粧品の素材となっている。

 芋焼酎のクセは控えめ。むしろ「焼き芋」のような甘い香り。に、柑橘系など爽やかなボタニカルが心地よい。けせん、山椒などの広がりも感じる。焼酎系のジンは数多くあるが、呑みやすいだけで無く特徴のあるイッピンです。

  数年前には想定もできなかった「日本のクラフトジン」の隆盛。地域の特性を活かした商品開発も盛んだ。このブログでも追い切れない面々が目白押しだ。お陰で楽しんでいます。財布も悲鳴をあげていますが・・・。体も?