キング オブ ソーホー・・・って何?、誰?。「ソーホー」、ロンドンのシティオブウェストミンスターにあり、かつては歓楽街として栄え、その後レストランやメディア企業などによるお洒落な街となり、今やトランスジェンダーを象徴する地ともなっている。
その「かつて」のソーホーの夜のビジネスで成功し、英国で一番の金持ちとなったのがポール レイモンドで「キング オブ ソーホー」と称された。ジンの名前にも使われる位なので、畏敬の念もあったのでしょう。
青色の素敵なボトルと歴史的なネーミング。結構な辛口なのに出汁(だし)味のような「含み味」が何とも言えない。4回の蒸留でドライ度高め、12種類のボタニカルの組合わせで含み味を造りだしている。
ドライジンの王道はスピリッツの質と基本的なボタニカルの組み合わせかと思う。変わったボタニカルを取り込んでも、基本ができていないとドライジンとは違うラインになるかも。ジン、どんなに派生しても良いけれど、基本はあっての世界です。美味しかった。