ジンを楽しみ ジンで遊ぶ

ジン(酒)そのものを味わっています。国内外のジンを紹介するとともにジンで色々遊んでいます。

「クラフトジン イキ(壱岐) 神楽 セカンド エディション」 神の域です、紙も

  クラフトジンの楽しみは、作り手の想い(ネットなどで解説)を見聞きしながら味わうことかもしれない。昨今の日本のジンの多様性はそれぞれの土地の自然、歴史、立ち位置、地元ボタニカルの調達など、「詰まって」います。

 このジンも「壱岐」が濃縮されています。「壱岐の蔵酒造」と、旅館「壱岐リトリート海里村上」がかみ(神)合わさって造りだしたクラフトジンの第2弾

  ベーススピリッツは、壱岐が発祥の地とされる「麦焼酎」由来。ジュニパー以外のボタニカルは、柑橘(レイコウ、はるか、柚子、橙)、ショウガ、アスパラ、木の芽、ウニの殻、温泉成分とか。

 味や品質に自信はあるものの、市場に向かない規格品外なども使っている。島環境では行き場がない諸々だ。「サスティナブル」な地元密着型のクラフトジン。島の経済にも活力を与える「神楽」となっていることでしょう。

  さらに、ラベルには本来廃棄されるアスパラガスの切下(硬いところ)をすき込んだ職人手作りの和紙を採用、とことん「地元」です。ミカン系の爽やかな柑橘感と軽めのスパイシー風味。嫌みの無い清らかさ、気持ちが軽くなる飲み心地、ちょっと神様にお会いできたかな?