ジンを楽しみ ジンで遊ぶ

ジン(酒)そのものを味わっています。国内外のジンを紹介するとともにジンで色々遊んでいます。

「ジン XII トゥエルブ」 パリ?これ(パリコレ)

 洒落た磨りガラス仕立てのボトル、青単色なのに「XII」が映える、さすがフランス産。きっと「XII」にも秘められたストーリーがあると思ったけれど、説明が見当たらない。単にボタニカルの数か。

  ガラス製のキャップ、キキッと開封し、一口目はストレートで。甘みや苦みなどが何とも奥深く、フランス感ありのドライジン。ボタニカルはジュニパーベリー、コリアンダー、アーモンドアンジェリカ、ギニアショウガなど12種類。

 アブサント(アブサンのブランド名)を手掛ける「ディスティルリー・エ・ドメーヌ・ド・プロヴァンス社」が作るドライジン。アブサン感覚は無いのだけれど、どこかハマりそうな(引き込まれてそうな)ヤバさがある。

  評価(私のですが)の割りにコストパフォーマンスが良い。たぶん3000円台。見栄えも、中身も、好意も、ストーリーも、こんな人間になりたい。酒飲みの妄想というのは時に可愛く、どうしようも無い。XII時までに寝ます。